ファイティングスティックαは、PS5・PS4・Windows PCで使えるHORIのレバー式アーケードコントローラーです。自宅の机に据え置き、筐体を開けて手入れしながら長く使いたい人に向く仕様ですが、持ち運んで使いたい人には合いません。
購入前に確認したいのは、「幅約410mm・約2.7kgの本体を置く場所があるか」と「SILENTやXbox版など、名前の似た別製品と取り違えていないか」です。この記事は通常版のSPF-013を対象に、公式仕様をもとに選び方を整理した購入ガイドです。
ファイティングスティックαが向く人・別の機種を選びたい人
- PS5・PS4・PCのどれかでレバー式を使いたい人(本体側のスイッチで使う環境に合わせて切り替えます)。
- 自宅の机に置いて使い、スティックやボタンの手入れをしたい人。
- 天面のデザインシートを自分で差し替えたい人。
- 専用アプリ「HORI Device Manager」で、ボタン割り当てやプロファイルを設定したい人。
反対に、次のような人は別の候補も見ておくと選び直しを避けられます。薄くて軽い本体を持ち歩きたいなら、レバーレスのKitsuneやNOLVA Reactorのほうが寸法の条件に合います。ボタンの数や配置を自分で大きく変えたいなら、Victrix Pro KOの方式が判断材料になります。方向入力を4つのボタンで行う方式に興味があるなら、レバーとの違いを先に整理しましょう。
方式から迷っている場合は、スト6のおすすめコントローラー比較とスト6向けレバーレスの比較で候補を絞れます。
SPF-013の仕様と対応機種は?
| 確認項目 | ファイティングスティックα(通常版) |
|---|---|
| 製品名 | ファイティングスティックα for PlayStation 5, PlayStation 4, PC |
| 型番/JAN | SPF-013/4961818034372 |
| メーカー価格 | 24,800円(税込)。HORIの製品ページに記載された本体価格です |
| 対応機種 | PlayStation 5・PlayStation 4・PC(Windows 11 / 10) |
| PCの条件 | XInput対応のゲームのみ。DirectInput対応のゲームには非対応 |
| 外形寸法 | 幅約410mm×奥行約300mm×高さ約120mm(スティックレバーを含む) |
| 質量 | 約2.7kg |
| 接続 | USB接続(有線)、ケーブル長約3.0m。ワイヤレスコントローラーではありません |
| レバー・ボタン | レバーと8個のボタン(△○×□・L1・L2・R1・R2)はHORI製の「HAYABUSA」、オプションボタンはHORIボタン |
| 主な機能 | ハードウェア切替スイッチ、キーロックモード、タッチパッド、ステレオヘッドホン/マイク端子(PCでは使用不可) |
| セット内容 | コントローラー×1、クイックスタートガイド×1 |

仕様の出典はHORIのSPF-013製品情報です。販売店ごとの価格・在庫・送料・ポイントは変わるため、購入ページで確認してください。この記事に書いた価格はメーカー価格で、実売価格ではありません。
PS5・PS4・PCで使うときに確認したいことは?

メーカーが対応機種に挙げているのは、PS5・PS4・PCです。XboxやSwitchで使う製品ではありません。同じ「ファイティングスティックα」でも対応機種が違う版があるため、購入ページでは型番まで見て選びましょう(違いは後の節で整理します)。
取扱説明書の手順では、使う環境に合わせてハードウェア切替スイッチを切り替えてから、USBプラグを接続します。接続したままスイッチを切り替えると、正しく動かないことがあります。PS5・PS4本体の電源は、本体の電源ボタンか、本体に登録済みの純正コントローラーで入れる案内です。買ったばかりのPS5・PS4の初期設定にも使えないため、初期設定は純正コントローラーで済ませておきましょう。

PCで使える範囲には条件があります。対象はWindows 11 / 10のXInput対応ゲームで、DirectInput対応のゲームでは使えません。タッチパッドとステレオヘッドホン/マイク端子もPCでは使用できないため、PCでヘッドセットを本体に挿して使う予定の人は、別の接続方法を用意する必要があります。
ハプティックフィードバック、アダプティブトリガー、ライトバー、振動機能、モーションセンサー機能には対応していません。また、一部のPS5・PS4規格ソフトでは使えない場合があります。遊びたいソフトがある場合は、購入前にソフト側の対応状況を確認しておくと安心です。動作しないときの確認手順は、HORIの取扱説明書・サポート案内にまとまっています。
筐体を開けられる構造は、どんな場面で役立つ?
筐体を開けて内部にアクセスしやすく、スティックやボタンをメンテナンスできるのが特徴です。ヒンジはメーカーの試験で5,000回の開閉に耐えることが確かめられています。ケース内にはUSBケーブルを巻き付けるための支柱と広いスペースがあり、約3.0mのケーブルを収納できます。
ただし、開けやすいことと、どんな交換や改造も安全にできることは別です。開閉・交換・改造の前には、取扱説明書の手順と保証条件を確認してください。はじめて買う場合は、まず標準の状態で使い、手入れや交換が必要になった理由が出てから検討するほうが、部品代や作業の負担を抑えられます。
レバーとボタンはHORI製のHAYABUSA。パーツ交換を考える前に見ること
レバーと8個のボタンはHORI製の「HAYABUSA」、オプションボタンはHORIボタンです。HAYABUSAユニットは、200万回のボタン打鍵などメーカーの各種試験で耐久性が確かめられています。ただし、これは実際の使い心地や寿命を約束するものではありません。
パーツ交換を考えるときに押さえたいのが、HORIが2026年2月20日に出した注意です。HAYABUSAスティックレバー(KP-306-B1)とサイレントHAYABUSAスティックレバー(KP-310-A4)では、コネクタのアサインが異なります。見た目が似ていても同じつなぎ方にはならないため、取り付けるときはHORIの注意(スティックレバー取り付け注意点)の図を参考にします。
パーツの交換を考えている人は、公式の注意と取扱説明書を確認してから進めてください。他社製パーツとの互換性については、この記事では確認していません。
天面のデザインシートは自分で差し替えられる?
天面のデザインシートは、自分好みのものに入れ替えられます。HORIの製品ページからPDF・PSD・PNGの3形式でテンプレートをダウンロードでき、原寸のA3用紙に印刷して線に沿って切り抜いて使います。
- 切り抜くときは手指を切らないよう注意する。
- インクなどの塗料が完全に乾いてから本体に入れる。
- 用紙が厚すぎるとフレームが閉じない場合がある。浮いたままなら無理に閉じず、用紙の厚みを変える。
- フレームが閉まっていることを確認してから、ボタン・ネジ・スティックレバーを元の状態に戻す。
入れ替え方法の詳細は、取扱説明書の「デザインシートの入れ替え」で確認できます。
幅約410mmの本体は、どこに置ける?
寸法は幅約410mm×奥行約300mm×高さ約120mm(レバーを含む)、質量は約2.7kgです。底面には滑り止めマットがあります。机に置く場合は、本体が収まるだけでなく、手前に手を置く余地と画面までの距離も考えてください。奥行300mmの本体に加えて、手のひらを置くスペースを見込んで机の奥行を測っておくと、買ってから置き場所に困る失敗を避けられます。
膝の上に置いて使うことを考えている人は、椅子の高さや姿勢によって扱いやすさが変わります。仕様だけからは判断できないため、据え置きにするのか、持ち運ぶ頻度がどれくらいあるのかを先に決めておくと、他の機種との比較もしやすくなります。
SILENT・SF6柄・Xbox版と取り違えない
ファイティングスティックαには、名前が似た別の製品があります。この記事の対象はSPF-013の通常版です。購入ページで見分けるときは、名前だけでなく型番と対応機種を確認しましょう。
| 製品 | 型番 | 公式で確認できた対応機種 |
|---|---|---|
| ファイティングスティックα(この記事の対象) | SPF-013 | PS5・PS4・PC(Windows 11 / 10) |
| ファイティングスティックα SILENT | SPF-039 | PS5・PS4・PC(Windows 11 / 10) |
| ストリートファイター6 ファイティングスティックα | SPF-033 | 別製品です。詳しくはHORIの製品ページで確認してください |
| Fighting Stick α for Xbox Series X|S | AB11-001 | Xbox Series X|S・Xbox One・PC(Windows 11 / 10) |
SILENTのHORI製品情報に載っている寸法・質量は、通常版と同じ約410×300×120mm、約2.7kgです。静音版を選んでも小さくも軽くもならない点は覚えておきましょう。音の大きさや聞こえ方は測っていないため、この記事では静かさについて判断していません。
Xbox版のHORI製品情報には、PlayStation向けの記載はありません。PS5やPS4で使うつもりなら、PlayStation向けのSPF-013を選びます。
ほかのアケコンと比べて選びたいときは
ファイティングスティックαと同じレバー式の製品や、方向入力もボタンで行うレバーレスの製品を横に並べて選びたい場合は、比較記事を使ってください。スト6のおすすめコントローラー比較ではレバー式を含めた候補を、スト6向けレバーレスの比較ではレバーレスの候補をまとめています。
レバー式かレバーレスかは、方向入力をレバーで行うかボタンで行うかの違いです。レバーで操作したいと決めているなら、ファイティングスティックαは対応機種の広さと据え置きでの扱いやすさが検討材料になります。
ファイティングスティックαの評判・口コミ(購入者のXの投稿)
実際に購入した人のXの投稿から、良い点と気になる点の両方を選びました(2026年10月8日時点で公開されている投稿です)。投稿の内容は、それぞれの購入者の感想です。型番が書かれていない投稿も含むため、SILENTやXbox版など別の版と分かる投稿は除いています。
良い点として挙がっている声
- 使い勝手のよい標準的なアケコンで、メンテナンスしやすいので気になる部分は交換で対応できるという声
- 最初の1台に選ぶと、ほかのアケコンが割高に見えるほどコストパフォーマンスがよいという評価
- レバーを動かす楽しさを挙げる声(中古で購入した人の感想)
気になる点として挙がっている声
- ボタンの打鍵音が大きく、音が気になる環境には向かないという声
- 本体は使いやすいが、標準のレバーが合わずに交換したという声
- ボタンが沈んだまま戻らなくなるという強い不満
- PS5のスト6で接続が一瞬切れるという報告(原因は投稿からは分からない)
打鍵音やレバーの好みは、パーツを交換して対応したという声もあります。交換を考える場合は、前の節で紹介したHORIの注意と取扱説明書を先に確認してください。
買う前の最終チェック
- 型番がSPF-013か。SILENT(SPF-039)、SF6柄(SPF-033)、Xbox版(AB11-001)を選んでいないか。
- 遊ぶ機種(PS5・PS4・PC)が対応機種に入っているか。PCなら、遊ぶゲームがXInput対応か。
- 幅約410mm×奥行約300mmの本体と、手を置くスペースを机に確保できるか。
- 新品か、販売者・保証・返品の条件はどうなっているか。
- 価格に送料やポイントを含めた支払額を確認したか(メーカー価格は24,800円(税込)です)。
- 開閉や交換を考えているなら、取扱説明書と保証条件を読んだか。
よくある質問
- PS4でも使えますか?
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使えます。ただし、一部のPS5・PS4規格ソフトでは使えない場合があります。
- Xboxで使えますか?
-
SPF-013はPlayStation向けで、Xboxは対象外です。Xbox Series X|S向けには、別製品のFighting Stick α(AB11-001)があります。
- PCで使えますか?
-
Windows 11 / 10のXInput対応ゲームで使えます。DirectInput対応のゲームには非対応で、タッチパッドとヘッドホン/マイク端子もPCでは使えません。
- ワイヤレスで使えますか?
-
使えません。ワイヤレスコントローラーではなく、USBケーブル(約3.0m)で接続します。
- SILENT版との違いは何ですか?
-
SILENTは型番SPF-039の別製品で、公式の寸法・質量は通常版と同じです。静かさの程度はこの記事では確認していないため、気になる場合は型番とメーカーの案内を確認してください。
- レバーやボタンを交換できますか?
-
交換を考える場合は、HORIの「スティックレバー取り付け注意点」と取扱説明書を先に確認してください。HAYABUSAレバーとサイレントHAYABUSAレバーでは、コネクタのアサインが異なります。

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